農業とかめんどくさい3 お田植編

三浦家主夫です。

お米は自給したい!

家族1年分のお米は、面積でいうと1反分。
1反とは、991.74平方メートル(300坪)
約10アール

10反で、1町歩。ふむふむ。

「農業とかめんどくさい」というタイトルで書いていて毎回語弊を招くので説明すると
これはTOKIOの山口達也さんが以前、メディアで発した言葉。

ただ、これは私が思うに、イヤでイヤで言った言葉ではないと考えている。
農業への愛、本気で取り組んでいるから出た言葉ではないか、と推測している為、あえてタイトルにして使っている。
誤解を招くようだが、ご理解いただきたい。

農業とかめんどくさいを参照

農のある生活

現実、私はまだまだ農に取り組みきれていない。
ただ、今後も「農」が自然と横にのある生活があると考える。

今は、作物を作りきる、ということどころか、
農業で生計を立てる、ビジネスをする、という次元のスタートにも立ててない。
果たして立てるのか、そもそも、立とうとしていない、ということが答えの一つ。

収入、器具、経験、農地、就農者同士のルールなどなど
農業を始めるのはハードルが高いのは事実で、実感しつつある。
自分の人生の中の農をゆっくり考えているところ。

農業をなめるな、という言葉が聞こえてきそうだが、めまぐるしく変わっていく現代。
農を始める、生計を立てるまでには、農業スキル、機材、販路、などなどたくさんのハードルがある。

農をしたい人達が集まったら、家も、農器具も、農地も、販路も、みんないれば完結できると思う。
移住したい人でなくても、農業はニーズがある。
山梨にいても、いなくても、ニーズはある。

新しいカタチを追及していきたい。

お田植え

農業とかめんどくさい3 ~お田植編~

さて、自分のインプットの為、そしてアウトプットをしないと苦しい!となりつつあるので
記録も兼ねてブログで田んぼのことを書く。

農業は人それぞれ。手法、方針などなど多様性。
ここでは私が学んだこと、経験を中心に、箇条書きする
「個人のメモ」だと思っていただきたい

耕作放棄地率

森林率 全国5位(78%)
耕作放棄地率 全国2位(57㎞2)

これが山梨県の現状。

山梨県は耕作放棄地率が全国2位

山が多く北海道のような広大な土地がない。
農業に向いてないのか?と思う。

高齢化だけの問題ではない。
たしかに使われなくなった理由があるから、そうなる。
特に田んぼの耕作放棄地が多い。
米作りは、生産性や手間、管理など、実際ハードルが高いのだと思う。

ただ、そこをどう使うかは、私たち次第。

ただ、到底一人ではできない。
そんな時は、仲間でシェアしよう。
それがいいと思う。

田植えをするまで

田植えの流れを書き連ねるが、あくまでも私のメモ

育苗管理

塩水選、温湯消毒、浸種(発芽手前まで)
催芽、発芽
籾まき(種まき)
プール育苗@ビニールハウス

ざっとこの流れ。
良い苗をつくらないと、良い田植えも、収穫もできない!

塩水選

種が大事。
種籾(たねもみ)の良質なものだけを選ぶ為の作業。
塩水に種籾をつけて
沈んだものが良い状態の種籾。その後塩水を洗い流す。

うるち米 比重1.13 食塩1.9㎏/10?
準備物:塩20kg、塩水選種計、大ざる3個、小ざる2個、あみ4色(ひとごこち、ひとめぼれ、こしひかり、ひめのもち)、水洗い用たる、種籾、
うるち→酒米→もちごめの順番(塩分濃度の違い)

温湯消毒

水洗い後、温湯消毒(60度10分)
※足し湯をして60℃前後を保つ

準備物:薪、羽釜3個、ずんどう3個、ストップウオッチ、温度計

浸種

水温は発芽に影響があるので高すぎても低すぎてもNG。
12度~13度がベスト。コシヒカリは積算温度120℃以上(11℃の水で積算温度100℃=9日間という時期もあった)
12度で10日間(※念のため、水温15℃と教科書には書いてある)

天地変えしをして、朝、晩の温度チェック
※水道水EC計の測定地は60~70だった。

催芽

籾まきの前日に35℃のお湯で1晩つけて催芽を少しさせ、発芽率をあげる
籾の発芽適温25℃(35~40度まであげてから冷やした。12~24時間実施)

催目時の籾の状態
透明感、鳩胸ふっくら、芽の先が少し見えた状態

籾まき

苗箱、苗土(覆土用→通常の土、床土用→肥料成分あり)
床土→水まき→籾まき
※覆土の量も非常に重要。

発芽

ハウスで育苗。
外気温、シート内温度
25℃~40℃(45℃越えは危険)
籾まき後、3日後に発芽予定
苗が緑化する。

プール育苗

緑化後、本場が生えるまでの方法。
置き床(プール)の準備。できるだけ水平にする。
水漏れ注意!ブルーシート、保温マットなどを引く。
育苗箱も割れていないものを選ぶ。並べ方にも

急がず種子根が箱の底に届いた時期に、入水!
稲の葉齢1~1.5葉期。深水で。
日々、ハウスの管理、温度調節(25度以上にしない)、苗の管理が始まり

入水後、10日~14日間ほどで根が20センチ以上も伸びる。
床土の量にもよるが、田植えの3~4日前に排水する。

追肥

有機土、水、太陽だけでは、緑化が薄い場合もある。
窒素不足の場合など。

本田管理

代掻き(※硬板を壊さないように、土を粘土状にする、雑草をとる、水平にする ※荒代掻き→本代掻き後は深水。田植え前は浅水)

あぜぬり

田植え(代掻きから3日砂質~5日後粘土質、田植え後の水は取水しつつも排水されていないようなプールを保つ状態がベスト)
・根を張る、活着(3~10日)
・稲の背が高くなる
・分決する
・緑が濃くなる
・分決

田植え

手植えは、たくさんの人と!
トラクターが入らない元耕作放棄地は、小さい自走式の手植え機で

水見

①水の量、水管理、取水口、排水口のメンテナンス。取水と排水は対角線上がベスト。砂質土壌は粘土質土壌と違い、水持ち悪い

今後の水見のチェックポイント
②成長、生態、管理(適切な成長をしているか、葉の色、分決の進み具合、根の張り具合)
③雑草管理
④病害管理(いもち病)
⑤鳥獣害管理(獣の電柵、すずめの防鳥テープ)

いもち病

耕作放棄地は、十分すぎる栄養が蓄えていて、窒素過多状態。
人間で言うところののメタボ状態で、逆に病気になってしまう。
なので、もちろん施肥などはしていないが、それでも窒素が多すぎて、大変だった圃場もある。
開墾してすぐには、田んぼにしない方が良い。これは教訓に近い。

台風などで、稲が倒れてしまうことも。。。

雑草管理

除草
チェーン除草、たっころがし除草、手除草
農業とかめんどくさい2 雑草編を参照

出穂(しゅっすい)

7月中旬~7月末
花が咲く、穂が出る、受粉しているので邪魔をしない

蜂は偉大!間違いなく、貴重な存在。
2年で4回刺されたけども。

稲刈り

天日干し ハザがけ

脱穀

来年に向けて

開墾

農地で仕事をしていると、北杜市の四季をフルに感じることができた
これは特等席ですね。

さて、畑に出よ

<その他・三浦メモ>
■三大栄養素
窒素(N)
リン酸(P)
カリウム(K)
■六大栄養素
上記プラス
カルシウム(Ca)
マグネシウム(Mg)
硫黄(S)

■面積
1反 = 10R = 1000m2 = 300坪

■土壌分析、肥料設計、施肥
・ペーハー測定機(ph) 
酸性(数値5、4、3、2)、アルカリ性(8、9)、中性(7)を調べる
土地それぞれだが、日本の土壌は、酸性になる傾向が強い
※使用肥料:苦度石灰
例えば、土壌をアルカリ性にするには・・・牡蠣柄(カルシウムCa)、苦度石灰(カルシウムCa、マグネシウムMg)
phを「1」あげるには200キロの土壌改良材が必要(苦度石灰の場合)

土壌の数か所はかった平均で施肥量を決める
ph5.5以下なら苦度石灰12袋(10Rあたり)
ph5.5~6.5未満なら4~6袋

どこで何の作物を作るのかによって、10Rあたり何袋の肥料を入れるのかを決めるので、あくまでも数値をはかってから決める。

・EC計
→土の中の電導度を調べて残留肥料(窒素など)を計る。
※使用肥料:鶏糞(1袋あたり585gの窒素が入った肥料

どこで何の作物を作るのかによって、10Rあたり何袋の肥料を入れるのかを決めるので、あくまでも数値をはかってから決める。
・とうもろこし 10Rあたり30㎏の窒素が必要
・トマト 窒素入れない(鶏糞いれない)、苦度石灰を入れる土地
・ひまわり 10Rあたり7㎏の窒素
・花豆 10Rあたり3㎏の窒素
・えごま、そば 10Rあたり3㎏の窒素

■施肥後、耕す(雨の降ってない時)
トラクター

■草刈り、電柵設置、暴走シート、用水路確保

■基本的な姿勢
習得レベルを上げるには
「予習」「シュミレーション」「仮説」→「課題」
現場にて「課題確認」「課題解決」

管理とは(オペレーション、段取り)
①工程管理
②品質管理を含む生体(生質)管理
③リレーション管理(ステークホルダー管理)
④労務管理(労働時間、体調、モチベ、人、機械の生産性)
⑤財務管理
⑥マネージメント管理

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ABOUTこの記事をかいた人

30代・二児の新米主夫。田舎に生まれ育ち、世界一周、国際協力を経て、山梨県北杜市に家族で移住。転職、ゼロからのスタート。念のためJターン。目的を持った人が集まる場所作り計画中。生き方を振り返る記録や自己紹介になるブログ。都会から田舎への移住生活、田舎暮らし、農的暮らし、旅、家族について書き連ねる。 #山梨県 #北杜市 #移住 #家族 #子育て #世界一周 #田舎暮らし #農業 #くだらない写真 #農的暮らし #家族 #主夫#世界一周 #旅