ピースボート×西野朗 日本代表監督

サッカーW杯ロシア大会
日本vsベルギー戦直前。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか

私は、現在、山梨県北杜市に移住したことを契機に
テレビを断捨離している。
ブログ「家族で田舎へ移住しました」参照

つまりは、、、全くサッカーを見れていない。。。
ここ20年で、もっともW杯から遠い生活を迎えている。。。

ピースボートという団体

ベルギー戦直前ということで、私がこの14年間で活動していたサッカーにまつわる活動を紹介する。

私は、ピースボートという世界を巡る団体で14年間活動していた。
ブログ「NGOピースボート、退職します」参照

35年前から船旅を通して国際交流、国際協力、人と人をつなぐ場所づくりをしているピースボート。
乗船する目的も様々、年齢層も様々。

なんでピースボートに乗ろうと思ったのか?
是非、乗船者に出会ったら質問していただきたい。
全く答えが違うはず

みんな違って、みんないい

世界一周をして何を得られるか?
これは愚問かも知れない。

損得勘定で電卓をはじく前に、
世界一周に人生の大事な100日間を費やしたい、と思った好奇心と行動力がある人達の集まり、それがピースボート。

何を思うかは、あなた次第。

ピースボールプロジェクト
ピースボートは、35年のも間、休まず、催行中止もなく、船旅を続けている。
これは、実際ギネス記録級。
真似できなくない?って心から思う。

NGOピースボートの活動

そして、ただぐるぐる回り続けているだけではなく、自分達で何かできることないか、と現地の人達と交流、視察、検証を続けている。
その功績が称えられ、国連の特別協議資格も取得していて、国連に世界の現状も伝え続ける役割を担っている。

その中で生まれるプロジェクトがたくさん存在するが、サッカー日本代表戦前ということで
サッカープロジェクト「ピースボールプロジェクト」を紹介する。

ピースボールプロジェクト

1999年から始まったこの活動は、非常にシンプルでアツい。

「サッカーは世界をつなぐ、世界を変える」

世界中で最も人気なスポーツの一つ、サッカー。
設備もいらない、たった一つのサッカーボールだけあれば、同時に何十人もプレイでき、見ている人も魅了する。ギャラリーもサポーターも盛り上がる。

そこにはたくさんの幸せが詰まっている。

ただ、世界中には、慢性的な物資不足、国際情勢から、サッカーボールすら持ちえない子どもたちがいる。

日本では、たくさん処分されているのに。。。
イベントで1度だけ使った試合球、まだ使えるが来年の予算でサッカーボールを買い替える施設、子どものころに使っていたサッカーボールなど、
行き場を知らないボールがたくさんあることが分かり、ピースボートの参加者が発案したことがプロジェクトのきっかけ。

日本で不要になったサッカーボールを、世界中の子どもたちに届けよう。
そして、サッカー交流をして、誰でもできる気がるな国際協力のコンテンツにしたらどうか?

サッカーに人生を費やしてきたサッカー青年が思いついたことで始まったピースボールプロジェクト。

今では、世界50カ国近くに、15,000個ほどのサッカーボールを届けて、サッカー交流を続けている。

世界中の子どもたちとサッカー

将来の夢はサッカー選手かマフィアのボス。
その2択の夢を描く、ブラジルの子どもたち。

サッカーと出会わなかったら何をしていたかわからないと、顔面までタトゥーが入った南アフリカの青年。
※サッカーホームレスワールドカップ南アフリカ代表の青年

初めてのおそろいのユニフォームに袖を通すケニアの子どもたち

一日一ドル以下で生活するマダガスカルの子どもたちの通う学校では、サッカーを教育の柱においていた。

サッカーする場所さえあれば、路上生活している子どもたちを救える、と活動するストリートチルドレン養護施設の職員。

たくさんのストーリーを紹介しきれない。。。
サッカーには、そしてピースボールプロジェクトには、可能性ばかりが詰まっている。
また是非たくさんのストーリーをブログで紹介したい。

サッカーをしたことない人、興味ない人でもかまわない。
バスケでも吹奏楽でも趣味でも、何かに熱中して取り組んだ経験がある人であれば、共感してくれることがたくさんあると思う。
世界中でサッカーをしてみて、子どもたちの居場所として、サッカーというコンテンツは、最強だと心から思った。

ピースボート×西野朗 日本代表監督

知らない人も多いと思うが、現日本代表監督の西野朗監督も、ピースボールプロジェクトの応援をしていただいている。

出会いは、5年前2013年の8月~11月までの間、ピースボートにゲストとして乗ってもらいたいと打ち合わせをしていて、具体的に進んでいた。

私が乗船するクルーズで大きなサッカープロジェクトを展開する為に、是非乗ってほしいと思っていたからだ。

監督になるまで知らなかったなんという人の為に、
西野さんは、1996年アトランタ五輪のサッカー日本代表監督であり、柏レイソル、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸等、Jリーグで監督をしていた。

アトランタ五輪では、日本がブラジルに1-0で勝った、「マイアミの奇跡」の時のオリンピック日本代表監督として脚光を浴びたが、
私が思うに、攻めのサッカーで名実ともに勝数が多く、日本でもTOPレベルで結果を出し続けている監督。
通算勝利数270勝は、歴代1位!!

柏レイソル、ガンバ大阪時代にナビスコカップ優勝、そしてガンバ大阪で指揮をとっていた。
1年契約、解雇なんていうことが当たり前の中、同じクラブで数年監督を続けることすら、難しいこのご時世(3年、5年続けている人もも本当に一握り)な中、
ガンバ黄金時代を作り、同じクラブで「10年間」指揮をとり続けたことは、他に類をみない、ものすごいこと。

会ってみて、本当にサッカー一筋、高倉健のようなまっすぐさ(連絡はアナログで手紙、携帯電話のみ)。ピースボート事務局で、お互いの活動、今後について、そしてピースボールプロジェクトの活動に関して、有意義なお話をさせていただいた。

西野朗監督と。 元データ紛失。取り急ぎ画質はごめんなさい。

その年の12月にピースボートで一緒に乗船する!

予定だったが、、、直前の11月ごろ
なんと、来季から名古屋グランパスの監督になることが確定。シーズン中は、来季の準備や選手の視察など、1週間でも現場を離れられないとなり、乗れなくなってしまったのだ。。。

残念過ぎた。

西野朗監督と。残念さをアピールする為にもう一度写真を載せる。。。

その後、日本サッカー協会の役職に就かれたと思ったら、日本代表の監督に、、、。
びっくり。

ということで、ポーランド戦のパス回しのことは賛否両論だが、私はそもそもテレビがないので見ていない:笑

ベルギー戦では、どんな結果であっても、攻めのサッカーをしてくれると信じている。

 

西野監督の歴史

<柏レイソル監督時代>
ナビスコカップ優勝(1999年)

<ガンバ大阪監督時代>
Jリーグ最優秀監督賞 (2000年・2005年)
Jリーグ優勝(2005年)
ゼロックススーパーカップ優勝(2007年)
ナビスコカップ優勝(2007年)
AFC最優秀監督賞(2008年)
パンパシフィックチャンピオンシップ優勝(2008年)
AFCチャンピオンズリーグ優勝(2008年)
天皇杯優勝(2008年・2009年)

ピースボート W杯中のロシアに寄港

一方、ロシアW杯が行われている、サンクトペテルブルクにピースボートが寄港した。
ちょうど、ブラジルVSコスタリカ戦の時だ。

サッカー、オリンピックなど、本来の意義などとは違い、商業的になっている社会問題が多い。

ただ、ロシアを楽しむだけ、W杯をノリで考えるだけでは、ダメだ!と思い、
私は、ピースボートを退職する前に、ロシアでサッカー交流を発案、現地の受け入れ先の仲介などを努めた。

「ホームレスW杯ロシア代表とサッカー交流」

なんてすごいツアーだ。

ホームレスのサッカーがあることを知っている方は少ないと思う。
ましてやワールドカップまで。
野武士JAPANという、日本代表までいる。

ピースボールvs野武士JAPAN

社会問題の違いがあり、日本は高齢化している代表チーム。
他の国は、みんな若い。
国全体が貧困、という場合は、これまた現役バリバリな若者が多いわけ。。。
極寒地域のロシアではマンホールの下で生活している。
またお国柄もあり、社会問題などをどうアウトプットして解決していくのか等、他の国とも活動内容が異なり大変勉強になった。

私が退職後、最後まで形にしてくれた仲間達、そして参加したアツイ思いを持った参加者のみなさんに、心からお礼を言いたい。
無事、ロシアでサッカー交流が行われたと、仲間が報告してくれた。

「これは間違いないツアーです」

その一言だけで、嬉しかった。

ホームレスワールドカップロシア代表とサッカー交流

この夏に帰国するピースボート。
報告を楽しみに、北杜市で過ごしている。

西野朗監督からピースボールプロジェクトに向けた応援メッセージは

ピースボールプロジェクトホームページを参照

※話は飛ぶが、ピースボールプロジェクトの親善大使フィリップトルシエ元日本代表監督は

現在、フランスでワインを作ってます。

つぶらな瞳に大きな顔。
頭回りは61.5㎝

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ABOUTこの記事をかいた人

30代・二児の新米主夫。田舎に生まれ育ち、世界一周、国際協力を経て、山梨県北杜市に家族で移住。転職、ゼロからのスタート。念のためJターン。目的を持った人が集まる場所作り計画中。生き方を振り返る記録や自己紹介になるブログ。都会から田舎への移住生活、田舎暮らし、農的暮らし、旅、家族について書き連ねる。 #山梨県 #北杜市 #移住 #家族 #子育て #世界一周 #田舎暮らし #農業 #くだらない写真 #農的暮らし #家族 #主夫#世界一周 #旅